東日本大震災・復興支援ボランティア・4月12日

昨日の強い余震に引き続き、今日も午後の作業中に福島を震源とする強い余震があった。福島で震度6弱、仙台では震度4であった。

今日は昨日と同じ轍を踏まないよう6時前に起床し7時にはホテルを出た。岩沼市のボランティアセンターに到着したのは8:15。今日は前から20番目あたりに並び4組目になった。メンバーは8人。連日ボランティアセンターに来ている岩沼出身の東北大生のI君をリーダーに、室蘭、埼玉など宮城県外から駆けつけた面々。作業は床下の泥の掻き出しであった。
壁にある水の跡から1m以上水に浸かったようで、津波の前に避難先の小学校に逃げたのだが最初の4日間は孤立状態で情報もなく飲まず食わずで過ごしてなどの話を聞けた。
午前の部は2時間で終わり、いったんボランティアセンターに戻ってそれぞれが昼食を摂り、また午後の部の列に並んだ。昼食には地元のボランティアなどが自分で用意できないこともあろうと、全国にチェーン店を展開するカレー店から差し入れも連日のようにあってそれ目当てで参加する人も。。。
午前中仕事をもらえず6人の人が午後の整理券をもらっていて、午後は次のグループの6にんに入った。リーダーは室蘭から来ているTさん。午前中のメンバーでは埼玉からの人も一緒、あと広島から来た人など。午後行ったお宅は海岸から1km位のところにあるお宅で、もうすでにボランティアを4階も利用していて、床下や家の周りは終わって今回は庭の樹木を埋めている土砂の撤去。ボランティアへの利用について知らないか遠慮しているかで、片付いていない人もいるだろうにと思いながらも、依頼されたからにはきっちりと依頼されたことをこなしてきた。
その作業の最中携帯電話から緊急地震速報が流れた。

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ボランティアセンター 8時半頃の割り当て待ち列

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午前中お邪魔したお宅は1mほどの高さに津波の跡が

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床下の泥の掻き出しを実施

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午後からのお宅は海岸から1km位の所にある

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隣近所にはまだ片付けの手がつけられていないところも

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前日行った3階建て工場は1階が完全に水没した

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津波で大破した車も敷地の片隅にあった

~ つづく ~