雇用保険受給請求 12月17日(金)

定年退職し自分の意識の深層ではこれから先新しい仕事について苦労しなくても充分生活していけるし、早く自由になりたくて会社の定年として数年前に延長された62歳まで働くこともできたのに、以前の定年であった60歳になったのを機に会社を辞めたのであるから、新たな仕事に就くことなど思ってもいなかった。
しかし会社を退職した時に「離職票」なるものを渡され、ハローワーク公共職業安定所)に行って提出するものだと言われ、さらに雇用保険受給の説明をされたり、以前退職した人などからの情報で「雇用保険受給申請」をすることにした。
申請にあたっては、雇用保険を受給している間は年金が一時的に停止されることや、雇用保険を受けるには「失業」の状態になければならないということ、さらに失業とは「積極的に就職する意思といつでも就職できる能力(環境・健康状態)があり積極的に就職活動を行っているにもかかわらず職業に就くことができない状態にあること」などがパンフレットに書いてあった。
ここで気になるのは、働く意思と積極的な就職活動である。働く意思は「今までよりも楽で責任もなく、そこそこの労働条件や環境・・・」というような条件ならば(?)ないわけでもない。

会社からもらった離職票雇用保険被保険者証、本人確認のための運転免許証、保険金給付振込用の銀行口座確認のために預金通帳や厚生年金との絡みもあるため年金手帳などをハローワークに持参。家からハローワークへ歩いて行く途中、本屋さんの店先でスピード証明写真(¥700)を撮りそれも持参して受付へ。受付で「60歳で定年退職して...」と説明すると「それは長い間ご苦労様でした」とねぎらいの言葉と共に、「求職申込書」に記入して待つように言われ整理券ちと共に渡された。ほどなくして相談窓口に呼ばれ記載内容の確認をされ受付完了。
次に雇用保険の窓口に回され、雇用保険金額や支給日数の説明と共に最も重要な「失業認定」の手順について説明された。それやこれやが約30分かかり、次回は24日(金)午前中かけて市内の別会場の会議室で「雇用保険説明会」、年が明けて1月6日(木)が第1回目の「失業認定日」と一方的にスケジュールを言い渡されて解放された。

失業認定の条件のひとつにに、「今公共職業安定所から自分に適した仕事が紹介されれば、すぐに応じられますか?」という項目があるからには、いつでも出頭できるのは当たり前とのことなのでしょうが...
これですっかり憂鬱になってしまった?!