老齢厚生年金受給請求 12月20日(月)


日本年金機構から60歳の誕生日の2か月くらい前に緑色の封筒が届き、中に「年金請求書」という提出書類が入っていた。提出は60歳を過ぎてからと記載されており、必要書類である「戸籍謄本」「住民票」、扶養家族(僕の場合妻のみ)の「所得証明書」についても60歳の誕生日以降に取得したものとあった。退職翌日の16日(木)に市役所に行き先の書類を取得。
提出書類は郵送でも良いのだが、緑色の書類には0570-(注…全国一律料金でかけられる番号・フリーダイヤルではない)で始まる日本年金機構の問い合わせ窓口が印刷してあり、さらに窓口での提出は予約が便利ですと書き添えてあった。でも全国一律の電話受付で地方の各事務所の日時予約をするというのは電話口で待たされたりして余計煩わしいことになるのではと考え、直接窓口に行ってみることにした。
朝8:30から窓口は開いているのだが、こちらは無職になって時間がたっぷりある身なので待たされても構わないと9時頃出かけた。
駐車場が思いのほかガラガラで待合室の長いすに腰掛けている人も2人だけ、受付で用件を伝えると相談受け付け用の紙に住所氏名を記入し用件欄の項目に丸を付けるよう言われ整理券を渡された。
数分待った後個別に区切られた窓口に呼ばれ係員と面談で、事前に書き込んでなかった欄を埋めながら提出書類を確認した。さらに年金受け取り用の銀行預金口座を通帳で確認・コピーを取られた。
またハローワーク雇用保険を請求する場合には、「老齢厚生年金受給権者支給停止事由該当届」と共に「雇用保険受給資格者証」のコピーを付けて提出することになるが、「・・該当届」の方は記載して用意していたがハローワークには雇用保険の申請をしたばかりで「雇用保険受給資格者証」については7日目にならないと発行されないので、後日受付にあらためて提出するように言われた。
数年前から社会保険庁の年金関連では国民の非難の的であったものだから、日本年金機構という新たな組織になって窓口での対応は極めて物腰柔らかな口調での対応になっている。前に一度母が亡くなった時に年金停止の手続きに社保庁に行ったことがあるが、その時の対応がどうだったのか思い出せないのではあるがここまで柔らかな物腰ではなかったと思う。
20分ほどで手続きが済み、2か月ほど後に「年金証書・年金決定通知」が送られてくるとのこと。また雇用保険を受給する150日間は年金を停止されるが、それは前述の「・・該当届」を提出した後はハローワークとの間で自動的に処理され、中止・再開の都度通知書が送付されるという説明であった。
これで来年の5月以降は「年金生活者」として細々と(?)生きて行くことになる。