[その23] 24:金谷~25:日坂~26:掛川 (2010.12.11)⑥

坂道を登り続けること25分、ついに平の所に出た。左に接待茶屋跡の碑、右手に久延寺(きゅうえんじ)がある。小夜の中山峠といえば夜泣き石の伝説が有名。現在3か所に夜泣き石があるという。その一つが久延寺の境内にある。また1600年小山評定で有名な徳川軍による上杉家の会津攻めの際に、掛川城山内一豊がここで家康に茶の接待をしたところである。

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ようやく平らな所に出る NTTの鉄塔が目の前の所に来た(10:20)

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接待茶屋跡の碑

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小夜の中山・周辺案内図

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小夜の中山・久延寺の山門

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久延寺境内の説明板

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久延寺本堂

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小夜の中山・夜泣き石

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鴻村の句碑 「西行の 命の山ぞ ふきのたう」

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山内一豊が家康をもてなした「茶屋亭」跡  掛川は報徳の教えゆかりの街、二之宮金次郎の像がある

久延寺を出てすぐの右手に「扇屋」という茶店がある。しかし土曜日というのにこの日は店が開いていず、店先で老人が送風機で落ち葉の掃除をしていて送風機の騒音が響き渡っているだけであった。それを避けるためと、以前ここに来た時に公園から富士山を見ることができた記憶があるので、左手にある「小夜の中山公園」に入って見た。

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掛川・菊川・金谷を結ぶ 自然と歴史と伝説の散歩道 という案内板

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扇屋は閉まっていた     西行の歌碑 年たけてまた越ゆべしとおもひきや命なりけりさやの中山

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小夜の中山公園案内図

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小夜の中山公園前から金谷方向を見る 左・扇屋、右・西行の歌碑

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この日は小夜の中山公園から富士山がはっきりと見えていた

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NTTの鉄塔の真下                   小夜の中山公園はまだ紅葉が残っていた

~つづく~