[その21] 20:丸子~21:岡部~22藤枝 (2010.10.23)①

旧東海道は明治以降も国道1号線として現在に続いているが、一方で鉄道線路はほぼ旧東海道に沿っているものの難所と呼ばれた所は若干離れた所に敷設されたため、箱根や中山峠の日坂、鈴鹿峠の土山などは鉄道駅から遠いために小間切れで歩く分割区間に工夫が必要である。しかし前回は丸子宿で打ち切ったことで3km離れた安倍川駅まで戻らなければならなかった。そして今回もまた最寄り駅の安倍川駅から丸子宿までの3kmを余計に歩かなければならなくなり、さらに距離的に今日の目的地になる藤枝宿はJRの藤枝駅と3km近く離れているため、丸子宿から藤枝宿の距離14.5km+6kmを歩かなければならない。宇津の谷峠越えということを考えると一日たっぷり歩くことになる。

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JR東海道本線安倍川駅改札(8:25)               安倍川駅から丸子宿方面へ向かう

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丁子屋の駐車場脇にある静岡市の観光地と名所案内の看板(9:05)

丁子屋は東海道中膝栗毛の弥次・喜多コンビ(?)や、松尾芭蕉安藤広重などが立ち寄っていて庭に色々な石碑が置かれている。

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丁子屋の庭には数々の石碑とその説明板がある

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とんびとろろのわらべうた                    十辺舎一九東海道中膝栗毛の碑

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家康ゆかりの辰石                                 辰石の由来

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前回と同じく広重の丸子宿

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茅葺屋根の丁子屋は昔の風情を多く残している

丁子屋の前で旧街道は左に曲がり宇津川を渡り、宇津の谷へと入って行く。

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丸子宿の東海道道標                       この先宇津の谷峠へと道は続く

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丁子屋の前で左に曲がって宇津川を渡る

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橋を渡った所にある高札場跡

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丸子宿の屋号地図

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宇津の谷仁向かう前にもう一度、丁子屋を振り返ってみる

~つづく~