紅葉と十和田・奥入瀬・角館 10月17日②

八甲田から国道103号線で酸ヶ湯温泉を通り奥入瀬に入る。まずは「おいらせ渓流観光センター」にて名物の「せんべい汁定食」で昼食。だし汁に豚肉やキノコ、野菜などと共に「せんべい汁」用の南部煎餅を割って入れ火にかける。肉、野菜に火が通ってせんべいが柔らかくなったらいただく。素朴な料理である。
昼食会場の入口でリンゴを直売していた。この後のスケジュールでリンゴ農園によることになっているにもかかわらず、妻は何を思ったかここで土産にリンゴを買った。

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昼食会場のおいらせ渓流観光センター             昼食は名物の「せんべい汁定食」

昼食の後はいよいよ今日の目玉「奥入瀬渓流の散策」である。先ずは石ヶ戸(いしげど)でバスを降り渓流まで出てみる。道には何台もパスが停まり双方向から自家用車が押し寄せる。渓流沿いも人・人・人の行列である。
ここは混雑するからということでまたバスに乗って移動し、実際に散策したのはもう少し先の白糸の滝~九段の滝~銚子大滝の間約15分であった。

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奥入瀬歩道案内図

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「石ヶ戸」近辺の穏やかな流れ

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「石ヶ戸(いしげど)}の由来           マイナスイオンいっぱいの癒しスポット

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白糸の滝辺りから散策を始め渓流に架かる橋を渡る

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九段の滝

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魚止めの滝(銚子大滝)の説明板              銚子大滝は水量が豊富であった

奥入瀬渓流を歩いた後バスは十和田湖に出て休屋に行き、湖畔を散策して「乙女の像」の前で集合記念写真を撮る手はずになっていたのだが、バスを降り湖畔に出るとポツリポツリと雨が当たって来た。乙女の像まで行くと写真屋さんが「雨が強くなるので撮影中止!」と店仕舞いをしていたので、個人個人で写真を撮ってバスを降りた土産物屋に戻って雨宿り。当初駐車場に停めてあるバスでの集合だったのだが雨脚が強く、バスの方が土産物屋まで迎えに来てくれるよう変更となった。
今回の旅行記の冒頭にも書いたが、19歳の時の人生初めての一人旅の一番最初に来たのが十和田湖。その時乙女の像の前で撮った写真も一緒に載せておこう。

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十和田湖 観光用の足踏みボートが並ぶが今にも雨が降り出しそう

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休屋の恵比寿大黒島

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高村光太郎作の「乙女の像」           1970年8月8日19歳の僕はここに来た

雨の十和田湖を出て発荷峠を超え再び秋田県に入り、鹿角市のリンゴ農家に立ち寄り改めて土産のリンゴを買う。その後バスは高速道路で岩手県に入り盛岡を過ぎ、宿泊先の雫石プリンスホテルに到着した時には陽も沈みあたりは暗くなっていた。

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秋田県鹿角市のリンゴ農園                  たわわに実る真っ赤なリンゴ

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この日雫石プリンスホテルに着いた時はすっかり暗く、夕食バイキングの写真しか撮れなかった

~つづく~