[その20] 18:江尻~19:府中~20:丸子 (2010.10.11)②

狐ヶ崎の駅辺りを過ぎて上原地区に入って来ると道は若干アップダウンしている。その道の後方を見ると、前日までの雨で空気が洗われスッキリとした秋空の中に富士山が浮かんでいる。今年の初冠雪はすでに観測されたようであるがそれは山梨県側の話で、西南方向に位置する静岡方面から雪をかぶった富士山の季節はまだまだ先のことである。
上原地区を抜けると広い県道407号線(旧国一・通称は南幹線)に合流する。その合流地点が有度の交差点である。そこを少し過ぎた所の清水銀行草薙支店の敷地角に草薙の一里塚跡がある。

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登り下りがある上原地区の旧街道

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上原延命子安地蔵堂の石碑と由来記

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振り返ると秋空に富士山がくっきりと浮かんでいる

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有度の交差点で広い南幹線に合流・左手奥の旧街道から出て来た     有度の東海道道標(10:15)

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清水銀行草薙支店敷地内の草薙一里塚跡と狸八相縁起

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日本橋から43番目の草薙一里塚跡

一里塚を過ぎ、ほどなくすると左手に大きな鳥居が見えてくる。旧街道から1200m奥に入った所に草薙神社がある。日本武尊が東方征伐の際に敵に草むらに火を放たれて、周りを炎で囲まれた時に持っていた剣を一振りして火を消したという、三種の神器の一つ「草薙の剣」伝説の地である。

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草薙神社入口 神社までは1200m

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草薙神社の大鳥居

~つづく~