[その19] 16:由比~17:興津~18:江尻 (2010.9.11)⑨

清見寺を出てすぐに道の反対側に興津坐漁荘という西園寺公望公別邸の記念館がある。中で抹茶をふるまっているということだったがここは素通りした。

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興津坐漁荘・西園寺公望公別邸 明治・大正・昭和の3代に渡って自由主義を貫いた政治家

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興津坐漁荘外観(14:20)

さらに歩き続けていたら、消防車やら救急車が何台もけたたましい音を立てて近付いてくる。どうやら交通事故が発生したようである。緊急車両が道路の左側に集結しているので右側を歩いて行ったのだが、途中で歩道が消滅していて、どうやら旧街道は左側の小路を入って行っているようである。やむなく交通整理をしている警察官に事情を話して事故処理中の道路を横断して左手の小路に入って行った。

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国道一号線の上に静清バイパスが架かっている地点に緊急車両が集結

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交通事故処理が始まったばかりのところに遭遇

小路に入るとすぐにJR東海道本線の踏切を渡り、ほどなくして再び国道一号線に出た。国一に出た交差点の斜め向かいには延命地蔵尊を祀る寺があった。

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JR東海道本線・興津駅清水駅間の静岡市清水区横砂東町の踏切を渡る

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再び国道一号線に出たところにある延命地蔵尊、秋葉常夜燈と古い蔵

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医王山東光寺の石碑と山門

この日もまた猛暑の炎天下の中を歩き続けていて、アスファルトの路面からの照り返しがきつい。袖師交差点を渡る歩道橋の階段は腰の部分に目隠しのボードが貼ってあり、部分的に影ができている。また階段を風が吹き抜けて行くので割と気持ちが良く、そこに腰をおろしてしばし休息を取ることにした。

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途中で見かけたお地蔵様        袖師の横断橋の階段に腰をおろしてしばし休息(15:05)

再び歩き始めちょっと行くと、細井之松原という地点に出た。道標には江尻宿まで0.1kmとある。

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細井の松原・無縁さんの碑

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細井之松原の道標 左・興津宿2.9km 右・江尻宿0.1km

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ほそいの松原の案内板(15:15)

~つづく~