いいとこどりの、渦潮・龍馬像・金毘羅&姫路城ツアー ②

二日目(1月31日)は小雨の朝を迎えた。初日の朝に家を出る前の天気予報や桂浜での夕陽などで、全く予期していなかったことである。
バイキング形式の朝食の後、7:45にホテルを出発したバスは高知自動車道南国ICから川之江東JCT・川之江JCTを経由し、高松自動車道善通寺ICまで行き、琴平町に入った。
この日は日曜日のため大型バスでは土産物屋「にしきや」に直接入ることが出来ず、市営駐車場から5分ほど歩いた。雨を予測していなかった人がほとんどで、「にしきや」のスタッフが駐車場まで傘を持ってお出迎え。
トイレ休憩の後、傘と杖をお借りして「にしきや」のガイドさんの先導で金毘羅様の石段を登る。本宮まで石段は786段あるが「なやむ」は語呂が悪いと、途中マイナス一段の下り階段があり、785段となっている。実はその先さらに582段の階段で奥宮まで行くのだが、時間に制限のある観光バスのお客さんは本宮までとなる。

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参道階段前の本家とらや、讃岐うどんの中心地で生蕎麦もやっている

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ここから785段の階段が始まる

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土産物屋の店先で眠るジョー                            一ノ坂鳥居

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大門

途中、旭社という立派な建物に出るが、ここを本宮と勘違いしてさっさとお参りを済ませて帰ってしまったらご利益はないとの説明があった。
本宮に上る最後の階段は本当にきつい上りになっている。

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旭社、ここを本宮と間違えて引き返したらご利益はなくなる

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金刀比羅宮の紋章の入った提灯                      本宮前最後の急な階段

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本宮に詣でる 参拝は「二拝二拍手一拝」が基本

本宮に参拝した後は「にしきや」に戻り、前日予約しておいたオプションの讃岐うどん定食を食べる。熱いぶっかけうどんと冷たい生醤油に酢橘をたらしたものと食べ比べた。定食のチラシ寿司はさすがに食べ切れなかった。

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土産物屋に戻りオプションの「本場讃岐うどん食べ放題」

金毘羅詣での最中は幸いにも階段を登っているうちはほとんど傘を差さなくても良いくらいであった。しかし昼食休憩の最中に雨脚が強まりバスを停めてある駐車場までは、やはり「にしきや」の傘のお世話になる人が多かった。
バスはいったん善通寺インターチェンジに戻り瀬戸中央自動車道を使って四国から瀬戸内海の島々を渡り本州に戻った。途中バスガイドさんのアルファ波の湧き出るような声に正体をなくし眠りこけてしまう。山陽自動車道姫路西ICで降り姫路城前の駐車場に入った。
30年ほど前になるが会社の研修で2ヶ月ほど姫路で過ごしたことがある。その直後に一回来ただけだからもう既に記憶に残ってもいないのだが、姫路城の美しさは懐かしいものがある。
今年の4月から45年ぶりの大改修に入り、むこう4年間は覆い隠されてしまうとのことである。
相変わらず小雨の状態が続いている中、姫路城を散策した。

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菱の門から雨に煙る天守閣を望む

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ろの門あたりから城壁越しに

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への門上の城主の紋瓦…五七の桐は木下家定揚羽蝶池田輝政

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天守閣直下

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城内の展示・火縄銃                            天守にある長壁神社

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天守より渡櫓越しに市内西部を臨む

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再び天守閣直下の備前丸広場の正面から

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駅から真っ直ぐ城に向かう通りにて

姫路城を出た後再びバスで京都駅に向かう。途中宝塚から吹田JCTまで渋滞があったが、予定の新幹線の出発2時間前に京都駅に到着。この日のバスの走行距離は約400kmとのこと。
多少の渋滞を考えて余裕を持った新幹線を団体予約してあるため、ここは各自でゆっくり夕食を摂ったり土産物を物色したりして過ごす。
掛川の自宅に戻ったのは23時ちょうどであった。