[その1] 26:掛川宿~27:袋井宿 (2008.12.13) ②

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旧街道には東海道であったことを示す道標がいくつかあった

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有名な広重の五十三次以外の袋井浮世絵の立て札があった。左は隷書・右は双筆

旧街道を歩いて来て、新屋という所でいったん国道1号線と合流した後、またすぐに左に離れて袋井宿(現・袋井市袋井)へと入っていくのだが、交差点の手前に「東海道どまん中茶屋・この信号を渡り左折」という看板を見かけ、確かに信号を渡って左折したはずなのにそこで道を見失ってしまった。
ちょうど昼時だったので「紗蘭(さらん)」というラーメン屋に入った。この店は「浜松ぐるぐるまっぷ」という情報誌で紹介されてる人気のある店だということであった。「ねぎみそラーメン」¥680を注文した。味のほうはなかなか良かった。

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人気ラーメン店「紗蘭」の「ねぎみそラーメン」

ラーメン店を出て「東海道どまん中茶屋」を探したがなかなか見つからず、市役所が近かったので行ってみると土曜日ということで閉庁の看板が出ており、時間外受付の窓口で訪ねたら市庁舎の南のほうだと教えてくれた。
教えられた方に歩いていくと「東海道どまん中茶屋」に出た。茶屋には観光ボランティアの老人が3名いて「お茶でも飲んで行け」と招き入れてくれた。お茶をいただきながら袋井宿の概要を教わったり、パンフレットまで頂戴した。

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東海道どまん中茶屋」前で記念撮影 (13:10)

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パンフレットと巻物を頂戴した 巻物は袋井宿今昔マップが表裏に印刷されている

何故「どまん中」なのかといえば、袋井宿は五十三次の中で日本橋から27番目の宿場町で、逆に京の三条大橋からも27番目にあたることから、このネーミングになっている。
袋井宿の開設は1616年。各宿場間の平均が二里余りなのに対して、掛川~見附(現・磐田市)間が4里と距離があったため、間の宿が少し大きくなって宿場町になったということである。街並みの長さが5町15間(約572m)しかなく東海道の中で一番小さな宿場町であるという。

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本陣の跡地

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昔の袋井宿の見取り図

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東海道袋井市内のポイントマップ

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袋井宿磐田側出口の「本町宿場公園」にある秋葉常夜燈 (13:30)

まだ陽が高い時間帯で、次の宿場・見附までは6kmほどなので明るいうちに辿り着くことはできたのだが、この日は「ジュビロ磐田」と「ベガルタ仙台」のJリーグ入れ替え戦の2試合目が16時からあり、NHK(静岡)でTV中継もあるので家に戻って地元・磐田を応援するべく、ここで第1日目を終え帰途に着くこととした。

この日の費用
お茶・ペットボトル(¥150)、昼食・ねぎみそラーメン(¥680)、帰りJR切符・袋井~掛川(¥190)= 合計1,020円