ネルトリンゲン(Nördlingen)観光② (12/8)

ネルトリンゲンが大昔に大きな隕石が衝突して出来たクレーターの中にある街だということは、街の中央にある聖ゲオルグ教会のダニエル塔という高さ70mの展望台から眺めると理解できる。
実際に隕石が落ちたのは城壁で囲まれたネルトリンゲンの東側5kmほどなのだが、クレーターによって出来た半径25kmの盆地のほぼ中心にこの街はある。
塔の上に登るには、最初は石で出来た螺旋階段を上っていくのだが途中から木製の階段に変わる。入口に大人2ユーロと書いてあったのだがチケット売り場は無く、今日は週末なので無料なのかと思っていると、階段を上りきったところのとぴらにベルが仕掛けてあり神父さんが待ち構えていた。
この神父さんはかなりなお歳だと思うのだが、毎日ここまで登ってきてお勤めをしているらしい。この日はお客が少なかったせいなのか、ものすごく丁寧に隕石と街の説明してくれた。
普段この神父さんが主に使うのだろうけれど、塔の天辺にトイレがあるのにも驚いた。

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途中から木の階段に変わる

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まだ展望台までは遠い

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登頂料金2ユーロの支払いは最後で

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街の周りをぐるり壁が囲み、遠くは小高い丘に囲まれている

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塔の影が長く伸びる

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この方角5kmの所に隕石は落ちた

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隕石の話をしてくれた神父さん

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クレーターの地図

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天辺にあるトイレの入口