秋の味覚

昨日届いた新米を炊いて、秋刀魚の塩焼きをおかずに夕食。旬のものを食べるって、本当に贅沢なことだよね。日本人に生まれてきて良かったと思います。

肉食文化の人たちって季節にかかわりなく、牛・豚・鳥などを食べているけど、周りを海で囲まれた日本は魚を食べる文化なので、春は鰊や鰆、夏は鰹、秋は秋刀魚に鯖や鯵、鮭、冬は鱈やふぐに蟹といった感じで、それぞれの季節に獲れる本当にうまい旬のものを食べています。
といって外国の人たちにも、季節の旬のものを味わう文化が無いわけではなく、例えば南ドイツの人は夏至の前には白アスパラを食べ、秋にはその年に出来たビールを飲みます。上海では脱皮した蟹を食べる時期は決まっています。

ところが最近日本の食卓で季節感が無くなりつつあります。スーパーには一年中胡瓜やトマトがあるし、真冬でも南瓜が食べれます。便利になるのは良いけれど、度が過ぎると日本独特の食文化がなくなってしまいそうで怖いです。