五島列島&壱岐ツアー・2日目の1 (2017.6.21)

五島コンカナ王国ワイナリー&リゾートに1泊し、目が覚めたら前日の梅雨空は回復し、天気予報も翌日家へ戻るまでは雨の心配はなさそうということであった。
昨夜は到着が遅かったので、朝食前にリゾートの中をぐるりと回ってみた。ワイナリーの建物の前からレストランに向かう途中、ヤシの木の上からちょうど実が音も無く一個落ちてきて、その落ちた音が近くで大きな音を立てびっくりした。
朝食は和洋バイキングで、和食を選択した。

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リゾート内の聖カメリア教会

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五島ワイナリーの醸造所とショップ

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エステルームとプール

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プール脇のマーライオン

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朝食は和食を選択…五島うどん、焼き鯖、肉じゃが、刺身など

前日の到着が遅くまったく島内の観光ができなかったので、この日は6時半朝食で7時45分島内観光スタートと当初予定よりも15分繰り上げ。それでも当初計画の観光ポイントを全て回って、13時40分発のジェットフォイルには十分間に合う予定とのこと。島の中には渋滞する道もないとのこと。

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バスに乗って配られた福江島のマップ

観光ポイントは、①鬼岳(標高315m)のふもと(反時計回りに)→②鐙瀬(あぶんせ)熔岩海岸→(地図の左下にある大宝寺の入口から玉の浦の内浦の左の半島を通り)→③井持浦教会・ルルド→④大瀬崎断崖(灯台)まで行き、ここから大宝寺まで戻る。

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鬼岳のふもと…福江島の小学校では遠足の定番コース

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鐙瀬熔岩海岸は2300年前ぐらいまで活動していた鬼岳(火山)で飛ばされた熔岩が固まってできた

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鐙瀬熔岩海岸

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福江島の南側に浮かぶ赤島・黄島・黒島

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鐙瀬熔岩海岸

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鐙瀬公園で咲くデイゴの赤い花

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玉の浦の長い内海…最初に見た時には湖に見えた

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弘法大師ゆかりの地 西高野山大寶寺に入る道への分岐

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九州西部の離島には隠れキリシタンが棲んでいたが、この教会はその中でも小さいとされる教会

フランスとスペインの国境、ピレネー山脈のふもとにある「ルルドの泉」で知られ、カトリック教会の巡礼地。1895年(明治28年)には、長崎県南松浦郡玉之浦町(現五島市)の井持浦教会の敷地内にルルドの洞窟の模型の建設が始まり、今でも定期的に「ルルドの泉」からの聖泉が届けられている。

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井持浦教会ルルド

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井持浦教会ルルドの礼拝堂

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聖母マリア像…右手に蛇口があり聖泉を飲んだり、ボトルに汲むことができる

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聖母マリア像をアップで。。。

さらに半島を奥に進んでいくと大瀬崎断崖の手前に展望台(大瀬崎園地)があり、断崖の先端に建つ灯台を眺めることができる。もちろん時間が許せば先端まで行くこともできるが、歩くと往復で2~3時間の道のりとのことである。
ここは「男はつらいよ・純情編」(第6作・マドンナ=若尾文子)のロケ地としても有名である。また、断崖絶壁というとサスペンスドラマのロケ地にもなっていそうだが、船越英一郎はまだこの地に来たことはないそうである。
また離島ということでテレビの貧乏体験番組のロケ地にもよくなるそうで、よいこの濱口優ウツボを獲って食べるロケなども来たとのこと。

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西海国立公園大瀬崎園地の案内

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大瀬崎から南方の景色

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大瀬崎の断崖

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大瀬崎灯台

大瀬崎園地から半島を内海に沿って戻った。この内海は国際的に漁業者の緊急時の避難所として公認されていて、緊急時は内海の奥深くまで中国人や韓国人などが避難してくるのだそうである。そのためところどころに該当国の言葉で注意時刻が書かれているとのこと。
大瀬崎から内海に沿って大宝寺まで戻り、そこから島の中を⑤高浜海水浴場→⑥遣唐使ふるさと館まで行き昼食になった。

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内海に沿って大宝寺まで戻る

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20kmくらい内海が入り込んでいる

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中国語で緊急避難時の注意が掲げられている

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高浜海水浴場・頓泊海水浴場は日本の渚百選の地、新観光百選の地に選ばれている

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この日は大潮だったので高浜海水浴場も沖の方まで砂浜が広がっていた

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日本の渚百選の地にふさわしい眺め

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潮の引いた渚に多くの人たちが繰り出して

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高浜海水浴場と隣の頓泊海水浴場が遠くまで砂浜が広がっていた

次に行った道の駅・遣唐使ふるさと館では五島豚のしゃぶしゃぶを食べた。ふるさと館の天井は昔の遣唐使船の船底をイメージしたデザインとなっていた。

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11時40分 道の駅・遣唐使ふるさと館に到着

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福江島ではレンタカーにはハイブリッドカーが普及しておりチャージポイントが多くあった

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昼食 五島豚のしゃぶしゃぶ、焼き鯖、刺身各種

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ふるさと館の天井は遣唐使船の船底をイメージ

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ふるさと館の屋上展望台に向かう階段に描かれている遣唐使

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ふるさと館と屋上展望台

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展望台からの眺め

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昼食後はさらに島内を右回りに進む

=つづく=