JR東海さわやかウォーキング・島田~金谷 (2016.5.15)

前日に引き続きJRさわやかウォーキング。昨年9月20日に藤枝駅から島田駅までを歩いたあとで、時間調整で島田駅から金谷駅まで延長して歩いたことがあるが、この日のコースは島田駅スタートで大井川の川越遺跡から大井川橋を渡った後、すぐに金谷駅に向かわずに牧之原台地に登り「お茶の里博物館」で開催中の「世界お茶まつり2016」に立ち寄ってから東海道石畳を金谷駅まで降りてくるというコース。

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JR島田駅の改札を出たところでウォーキングマップを貰う

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この日のコースマップ

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島田駅北口をスタート

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大井神社前を通過

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大善寺前を通過

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左道なりに大井川川越遺跡に向かう

江戸時代、大井川には橋は掛かっていず、東海道を旅する人たちは川越人足の背や肩に担がれるか、輦台(れんだい)に載せられるかして大井川を渡った。大名にしても駕籠ごと輦台に載せられ人足達に担がれて川を渡った。
そして川の水量により渡し賃が膝下、腰高、胸高など細かく決められ、水量が多ければ両岸で何日も足止めを食らうこともあった。
僕自身はこれまでに「東海道小間切れ五十三次」を皮切りに何回か橋の上を歩いて渡ったことがあるのだが、これまではいつも河原まで行って大井川の渡し場跡を見てから土手沿いに北上して、元の国道一号線だった大井川橋を渡っていたが、今回は川越遺跡のちょうど中間にある「島田大堤」を通ってみることにした。

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川越遺跡に入ると島田市博物館の分館がある

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川越人足の蝋人形

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芭蕉の句碑 「馬方は しらじ時雨の 大井川」

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大堤よりも川側にあって川越事故の犠牲者を祀った八重枠稲荷神社

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浄瑠璃朝顔日記ゆかりの朝顔の松

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川越遺跡の中央まで戻り「島田大堤」を通って大井川橋に向かうことにした

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明治以降は大井川橋が架けられ旅人は堤の上を北上し大井川橋に向かった?

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大井川橋の橋詰めに建てられている「永仲景迹」の碑と東海道道標

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元国道一号線の大井川橋の下流側の歩行者・自転車道を渡る

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この日は多くの歩行者(参加者)が大井川橋を渡った

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大井川橋西詰から振り返り見る

大井川橋を渡ったら旧東海道は出手を行くのだが、この日は一歩西側の道を水神公園へと向かった。
その後は金谷宿を金谷駅へと向かうのではなくさらに南方向へと向かい、JR東海道本線の踏切を渡り「二軒屋の大カヤ」に立ち寄り、そこから「お茶の里博物館」のある牧之原台地を登って行った。

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旧東海道を歩いた時は左手の土手を降りて来たが、今回は正面から水神神社に向かう

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水神神社の正面にある川越之圖

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JR東海道本線の踏切を渡ると牧之原台地の登りが始まる

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樹齢1200年余りと伝わる二軒屋の大カヤ

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見晴らしの良い所まで登ると先ほど渡ってきた大井川橋や島田の市街地が望める

牧之原台地の上に建つ「お茶の里博物館」は2013年10月のウォーキングでは菊川駅方面から登ってきたことがあったが、この日は「世界お茶まつり2016」が開催されており観光バスも多く詰めかけていてにぎやかであった。
また富士山静岡空港にも近いため、最近は中国や台湾からの観光客も立ち寄るため賑わっているとのことであった。

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「世界お茶まつり2016」開催中の「お茶の里博物館」に立ち寄った

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ここに来ると博物館に入るよりも「新茶ソフトクリーム」が気になるね

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「お茶の里博物館」裏手の牧之原公園にある茶祖・栄西禅師の像

「お茶の里博物館」を出てからは台地の上を諏訪原城跡方面に歩いたあと、旧東海道の石畳を下って金谷駅へと向かった。

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芭蕉句碑 「馬に寝て 残夢月通し 茶の烟

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旧東海道石畳(金谷宿から登って来たところ)に出た

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旧東海道石畳を金谷駅方面に下って行く

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坂の途中にある「すべらず地蔵尊

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旧東海道石畳は結構きつい勾配がある

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旧東海道石畳を下り切った


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この日のゴールに到着