エチオピア旅行記　９日目の１ (2016.1.30)

エチオピア最後の日はモーニングコールが５時４５分、朝食６時から、そしてホテル出発が７時１５分とかなり早め。というのもこの日はメケレ空港から首都アジスアベバ飛び、市内観光やショッピングのあと、香港経由で帰国する予定になっていたからである。
ところが空港に行ったものの、隣国エリトリアとの関係からセキュリティチェックが厳しいともともと言われてはいたのだが、この日の朝はそれとは別に次週に計画されているアフリカ各国の首脳を集めての会議があるため、旅客機のスケジュール管理が乱れていて、数日前から何便が欠航したということで、さらに混み合っていた。
その後スターアライアンスロゴを付けた飛行機が飛んで来て、昨日までに乗ることが出来なかった人達が乗り込んだ。しかし一向に飛び立つ気配もない。そうこうしている内にもう一機・二機と飛行機が飛んで来て、二機目に来た飛行機が僕たちの乗るものらしい。
先にスターアライアンスロゴ、その後国内近距離用の小型機が飛び立ってようやく僕たちの搭乗が始まり、当初の１０時１０分着から３時間半遅れでアジスアベバに到着した。

ホテルのレストランで朝食

ホテルを出発し空港へと向かう

メケレの空港に到着したものの空港ターミナル前を前に長蛇の列

セキュリティを過ぎて中に入ったものの、入口の列の割に比較的空いていた

チェックインしスーツケースを預け、手荷物検査を経て待合室に来たがここからが長かった

スターアライアンスロゴの飛行機が着き別の待合室にいた人たちが乗り込んだ

次に近距離用のボンバルディアＱ４００か来て乗客を降ろし、次の客が乗り込んだ

１１時４０分ようやく僕たちの乗るアジスアベバ行きのＢ７３７－８００の搭乗が始まった

これでようやく日本に帰れる目途が立った！

機内ではちっぽけなマフィンとジュースのサービスがあった

メケレからアジスアベバまでの飛行ルート

１３時２０分アジスアベバの空港に到着

ターミナルへと入って行く

国内線のターミナルからマイクロバスに乗り、真っ先に昼食のレストランへと連れて行かれた。ここのイタリアンは久々に本格的で、これまで何回か食べたエチオピアン・イタリア料理でとてもおいしかった。

国内線ターミナルを出てマイクロバスへと向かう

最初に連れて行かれたのは、レストランの入っている建物

ピザとスパゲッティはこれまでのエチオピアン・イタリア料理と違い美味しかった

レストランの前でたくさんの絵画が売られて（？）いた

昼食の後は市内観光。先ずはセントジョージ教会へと行ったのだが、この日は受付窓口の女性の親族がなくなったとかで、臨時休業であった。

マイクロバスで市内観光に出掛けた

高架駅に最近開通したばかりという電車が停車していた

先ずはセントジョージ教会へ

セントジョージ教会・この日は受付窓口の女性が欠勤で臨時休業であった

セントジョージ教会の敷地内の建物

昼食の時から前日同宿だったＫさんのテンションが上がっており、次は国立博物館へ行くと伝えられると「ルーシー」に会えるというので一気に雄弁になり「ルーシー」について解説を始めた。
「ルーシー」というのはエチオピアで発見された３５０年前の二足歩行原人の化石で、この博物館内に展示されているのだという。彼女に会えるというので興奮の一途。博物館に入場するのに並ぶと、先ずはトイレへと駈けこんで行った。

エチオピア国立博物館の敷地に到着

国立博物館へと入って行く

エチオピアの生活と文化１００万年展が開催されていた

これがエチオピアで発見された「ルーシー」　これはレプリカで本物は博物館の奥深くに秘蔵

化石を基に再現された二足歩行原人「ルーシー」

何代か前のエチオピア皇帝の肖像画

前庭にあった巨頭石…どこの国から運ばれてきたの？

次に向かったのは、臨時休業だったセントジョージア教会の代替で行くことになった三位一体教会。アジスアベバで最も大きな教会とのことだった。内部のステンドグラスが綺麗だった。
ここも内部ではシューズ禁止だったので、最後のレジ袋を履いての観光となり、教会を出たところでレジ袋や使い古しの靴下を脱ぎ棄てて来た。余談だが今回の参加者のほとんどの人は誰も被害なしで、エチオピアに何回も来ているという添乗員さんだけが赤く腫れた足を皆に披露していた。