ニュージーランド旅行記 7日目の1 (2015.11.13)
この日のモーニングコールは5時45分で、朝食が6時15分、出発が7時15分と非常に早い設定。とはいえ連泊なので荷造りの必要はない。
3日に2日は雨が降ると言われるミルフォード・サウンドへの日帰りツアーなのだが、朝から雲ひとつない晴天である。何せバスで5時間はかかる道のりなので山の向こうの天気は判らないが、おそらく一日中雨の心配はないであろう。
サウンドというのは海峡のことなのだが、1812年に嵐に遭遇しこの地に逃げ込んだイギリス出身のアザラシ猟師のジョン・クロノ船長が地形学の知識がなく、ウェールズの故郷の名を採ってミルフォード・サウンドと命名したのだそうで、その後訪れた人によって氷河に削られたフィヨルドであることが判った後もミルフォード・サウンドと呼ばれているのだそうである。
そしてクィーンズタウンからミルフォード・サウンドへと続く長い道のことをミルフォード・ロードと呼んでいる。
3日に2日は雨が降ると言われるミルフォード・サウンドへの日帰りツアーなのだが、朝から雲ひとつない晴天である。何せバスで5時間はかかる道のりなので山の向こうの天気は判らないが、おそらく一日中雨の心配はないであろう。
サウンドというのは海峡のことなのだが、1812年に嵐に遭遇しこの地に逃げ込んだイギリス出身のアザラシ猟師のジョン・クロノ船長が地形学の知識がなく、ウェールズの故郷の名を採ってミルフォード・サウンドと命名したのだそうで、その後訪れた人によって氷河に削られたフィヨルドであることが判った後もミルフォード・サウンドと呼ばれているのだそうである。
そしてクィーンズタウンからミルフォード・サウンドへと続く長い道のことをミルフォード・ロードと呼んでいる。
6時半、ホテルで朝食
朝バスに乗り込むとミルフォード観光のためのガイドのリリーさんという若い女性も乗り込んできた。早速の自己紹介で本名は○○利里(りり)で、○○は日本でも珍しい名字なのでリリーと呼んで下さいとのこと。茨城県の出身で母親は百合子でその娘がリリーなのだとか、飛行機のパイロットになりたくてニュージーランドに来てライセンスを取って近々パイロットとしてデビューすることが決まっているとかいう自己紹介があった。
朝日のが降り注ぐ中をワカティプ湖に沿って出発
湖畔にある小学校 信号機は都会に出た時のために教育用として設置されている
ワカティプ湖の対岸の山には白い雪が・・・
ワカティプ湖は80kmもの長さのSの字形の湖である
ホテルを出て30分以上かかってようやく湖の北端が見えてきた
この辺りまでは羊が飼われていた
朝バスに乗った時に添乗員さんから、ミルフォードからの帰るのに日本でオプションのフライバックを申し込まれた人の他に、希望者は次のテ・アナウという休憩場所までにとアナウンスがあった。代金は現金で40000円でクレジットカード払いはできないという。
実は前日マウントクックで遊覧飛行のオプションが、飛行機で飛び立ったものの視界不良だか強風だかで途中キャンセルになって全額返金になっていたのだそうで、お金に余裕があって申し込もうという人もいた。
僕はバッグの中に今回の旅行の予備費を入れてあったので、こんな良い天気に恵まれることはないだろうからと衝動的に即決!午後の遊覧飛行については次回紹介。
実は前日マウントクックで遊覧飛行のオプションが、飛行機で飛び立ったものの視界不良だか強風だかで途中キャンセルになって全額返金になっていたのだそうで、お金に余裕があって申し込もうという人もいた。
僕はバッグの中に今回の旅行の予備費を入れてあったので、こんな良い天気に恵まれることはないだろうからと衝動的に即決!午後の遊覧飛行については次回紹介。
9時半過ぎ、テ・アナウというリゾート地で最初の休憩 巨大なタカヘの像がある
テ・アナウ湖の遊覧船発着所
キーウィ・カントリーという大きな土産物屋がある
テ・アナウから1時間ほどして、次にバスが停まったのはミラー湖という小さな湖。幅の狭い湖で混雑するので一方通行で進むのだが、背後の山が波一つない湖面に写ってとても綺麗であった。運転手のリッキーもどこにバスを停めてきたのか携帯で写真に収めていた。
MirrerLakesの文字が湖面に写して読めるようになっていた
人が写りこまないよう、山が出来るだけ多く写り込むよう苦労して撮った写真
さらに15分ほど進んだ所でトイレ休憩となり、併設されている建物でヨーロッパから持ち込まれたポッサムやオーストラリアから持ち込まれた小動物によりニュージーランド固有の野鳥たちが危機的状況にあるという展示を見た。
休憩のついでに周りの景色を1枚
浸食された岩盤に流れ落ちて行く大量の水
12時45分、ミルフォード・ロードの最深部にあたるミルフォード・サウンドの船着場に到着。添乗員さんから乗船券を貰ってすぐに乗船し、客室内の席に着いて昼食の弁当をいただく。
昼食後は船の甲板に出て世界遺産にもなっているミルフォード・サウンドの絶景を楽しんだ。ただ甲板に河口のタスマニア海から吹き付ける強い向かい風が冷たかった。船はタスマニア海まで出た所でUターンして追い風に入ると風の影響を受けなくなった。
途中、岩に寝そべる野生のアザラシを見、落差155mのスターリング滝に打たれ、1時間40分の船旅を楽しんだ。
昼食後は船の甲板に出て世界遺産にもなっているミルフォード・サウンドの絶景を楽しんだ。ただ甲板に河口のタスマニア海から吹き付ける強い向かい風が冷たかった。船はタスマニア海まで出た所でUターンして追い風に入ると風の影響を受けなくなった。
途中、岩に寝そべる野生のアザラシを見、落差155mのスターリング滝に打たれ、1時間40分の船旅を楽しんだ。
添乗員さんが乗船券を購入
まずは昼食の弁当をいただく
食事中に出航し、食後甲板に出た時には港は遥か後ろに
入り江の出口に向かって左側通行で進んで行く
外海の波を感じた所で右に舵を切って大旋回
追い風となって港に向かって進む時には甲板は穏やかになってきた
アザラシの群れが日向ぼっこしている岩場に大接近
船の反対側には滝からの水が舞い、虹が掛かって綺麗だった
滝つぼではなく(?)海面に落ちる水が霧になって舞い散る
若干のスリルを味わった後は急いで滝を離れ港を目指す
いよいよ入港
=つづく=