新潟県下越&佐渡・2日目 (2013.8.22)

今回最も行きたかったところは佐渡ヶ島新潟県で生まれ育ったにもかかわらず、今日になるまで足を踏み入れたことはなかった。
前夜止まった瀬波温泉大観荘せなみの湯での朝食はバイキング。主に和食のおかずを選択。朝からイカソーメンを食べれるのはうれしい。とはいえ今日は10時のジェッフォイルで佐渡ヶ島に渡るため新潟まで移動しなければならないのでのんびりしてはいられない。早々に朝食を済ませた。

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村上市瀬波温泉大観荘せなみの湯での朝食

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大観荘せなみの湯の外観

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玄関先に架かっていた鮭の塩引きは三面川で取れたもの

村上市瀬波温泉から新潟市佐渡汽船のフェリーターミナルまで1時間半で移動。自分の車にはカーナビが付いていないため、妻に観光案内書についていた地図を持たせナビ役としたのだが、一番右の車線に「佐渡汽船」の文字があったのに2つも信号を行かないのに、今度は左折車線に「佐渡汽船」の文字が来ていて大慌て。それでも何んとか立体駐車場に車を乗り入れ一安心。
ターミナルビルにて予約しておいたジェットフォイルの乗船券を購入し乗り場へ。原理は知らないが航空機のボーイング社製で水上から浮上して走る。最高時速80km/Hrで新潟⇔両津間を65分で、波に揺れることもなく渡る。途中で同型機とすれ違うところを1枚撮影。

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佐渡汽船の立体駐車場からターミナルビルに向かう通路

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インターネット予約しておいたジェットフォイルを発券する

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1階席3番A席の座席指定券

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「すいせい」号に乗船

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佐渡に向かう途中の左側の水面に同型機が滑走する姿が見えた

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無事に両津港に接岸し佐渡ヶ島に初上陸

佐渡に到着後土産物屋が並んでいるところを素通りし、ニッポンレンタカーの看板をもつ人のところへ直行。そのままワゴン車に乗せられて営業所へ移動。ワゴン車の中にはビジネス客ばかりのようで営業所に着いてからも手際良く車を借りて営業所を出て行く。そうこうするうちに次のワゴン車が営業所に到着。こちらは観光客が多く、我々はターミナルをすばやく抜けてきたということであろう。
レンタカーの手続きが終わり、カーナビにまず最初に訪れたい「佐渡市トキの森公園」をインプット。15分くらいで到着予定ということで、昼食の時間にはまだ早いとすぐに出発。
トキの森公園には迷うことなく到着。まず「トキふれあいプラザ」に入る。ここにはトキが3羽飼育展示されているのだが、トキが驚かないようにストロボ撮影は禁止である。遠く離れた木の上に1羽、その脇の茂みに2羽いるのが確認できた。備え付けの望遠レンズでは大きく見えるのだが、自分カメラの望遠では表情までは窺えない。
そうこうする内に先ほど茂みにいたトキをもっと近くで見れる窓へと移動。ちょうど捕食中のようで水溜りに入って獲物を捕まえようとするのだがなかなかうまくいかない。それでも1mくらいの距離で窓越しではあるがじっくりとトキの写真を撮ることができた。
次いで入った「トキ資料展示館」ではいったん絶滅したトキを、中国のトキを得て再生していった努力の様子がビデオも交えて展示してあった。建物の裏手には現在飼育中のときのゲージが多く並んでいたが、こちらは「ふれあいプラザ」ほどには近づけないので遠めにいるのが確認できる程度。

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早速ニッポンレンタカーの営業所に行き手続き 手前の白いスイフトを借りた

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木の上のトキを自分のカメラの望遠を最大に伸ばしてみるとこの程度

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下の茂みには2羽

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エサを探して水場にいるトキ

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この前のショットではエサをくちばしでツマミあげたが取り逃がしていた

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資料展示館入口に飾られている「サドッキー」

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資料展示館に飾られているトキの剥製

トキの森公園で駐車場に戻り車のエンジンを掛けようとしたら始動せずに目の前のメーター付近の全てのランプが点灯。何事かと思いやり直すがどうしてもエンジンが始動しない。レンタカー会社のロードサービスに電話して問い合わせたら、始動時にブレーキを踏まなければエンジンがかからないとのこと。最近はそんな車種もあるのだということをはじめて知った。
トラブルを回避できたことで次の目的地として小木港のたらい舟をカーナビにセットし出発。走り始めるとルートの途中で真野を通るとの案内。それならばうろ覚えの知識の中から「真野御陵」に寄っていこうと、真野を過ぎたところでカーナビの指示を脱し「真野御陵」に向かった。「真野御陵」には他に観光客もなく写真を撮影してすぐに車に戻った。戻り道で「佐渡歴史伝説館」に併設するレストランで昼食。

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真野御陵の入口の碑

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真野御陵は承久の変で流され20年を過ごした順徳天皇の火葬場所

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昼食には割烹「夕鶴」で海鮮丼を頂いた

昼食後引き続き小木港へと車を走らせる。到着し、たらい舟の乗船券を買って乗せてもらう。夏休み期間とはいえ木曜日なのでお客も少なく船頭のお姉さん方は暇そう。妻も漕ぎ方を教わって挑戦したもののなかなか前には進まない。

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真野湾沿いに南下

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小木港力屋観光汽船(たらい舟)に到着

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窓口でたらい舟の乗船券を買った

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船頭のお姉さんがたらいを着岸し、乗り込む

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船頭のお姉さんが漕ぐとたらいは前へ進む、待機場所ではお姉さん方が暇そう

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妻が漕ぎ方を教わって挑戦したが、なかなか前へは進んでくれなかった

たらい舟を降り次に行ったのは西三川ゴールドパーク。資料館をざっと見たあと、砂の中から砂金の洗い出し体験。制限時間は30分。なかなかうまく探し出せない内に、腰の方が痛くなってきて途中でギブアップ。僕は2片しか見つけられなかったが、妻はしつこく食い下がり6片をゲット。

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西三川ゴールドパーク

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入口にある金ぴかの、金運「大黒天」に手を合わせる

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30分間の砂金探しに挑戦

西三川ゴールドパークから金山に向かおうとカーナビをセットしてみたら、所要時間が50分ほどで閉館時間に間に合いそうもない。そこで今日の宿のホテル大佐渡に向かうよう変更。真野を過ぎて相川市内に入ったらどうもカーナビの調子が悪い。どうせ複雑な道でもないからと海岸沿いにホテルを目指す。途中七浦海岸の夫婦岩を通って、春日崎にあるホテル大佐渡へと向かった。

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七浦海岸の夫婦岩に立ち寄った

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岩場の水面に光る夕陽

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岩場の絶景に妻もご満悦

ホテルに到着しまずは日本海に沈む夕陽を眺める。そして一風呂浴びたあとは夕食タイム。そして夕食後はホテルの中庭で毎晩開かれている民謡ショーを鑑賞した。

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佐渡温泉「ホテル大佐渡」に到着

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ホテルの中庭から日本海に沈む夕陽を鑑賞

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春日崎にあるあずまやを写しこんでもう一枚

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この日の夕食のお品書き

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たらいに入ったお造りを中心に

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アワビの踊り食い

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煮魚と天ぷら

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鯛の釜飯 一膳目はそのまま、二膳目はお茶漬けで頂く

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おけさ柿のデザート

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夜は相川音頭、相川甚句そして佐渡おけさの民謡ショー

=つづく=