ノルウェー&デンマーク旅行記・2日目夜~3日目朝 (2013.2.10-11)

夕食を終え参加者をオーロラの撮影ポイントに案内するというので、一旦部屋に戻ってカメラ機材の準備をしロビーに降りて来た。添乗員とカメラマンがホテルの従業員の意見も聞きながら、ホテルからどちら方面に行こうかと話し合っている時に駐車場に出てみると、オーロラが活発に動いていた。慌てて三脚を立て、カメラのセットもそこそこにシャッターを一枚切ってみた。リモコンケーブルも取りつけてないし、構図も考えてなかった。ここで腰を落ち着けて何枚か撮影しておけば良かったのだが、この日はオーロラの活動が活発だから、もっと良い場所に移動して。。。と考えたのが結果的にまずかった。最初に行った方面は街灯が明る過ぎて良くなかった。暗がりを求めて移動している内に、オーロラの活動がおさまってしまった。ここならば良いだろうと思える場所にカメラをセッティングしたのだが、1時間待ってもオーロラは現れない。雲も大きく張り出して来たようで、結局あきらめてホテルに戻った。

イメージ 1
カメラのセッティングもできないうちにいきなりのオーロラ出現(21:05)

イメージ 2
街中の撮影ポイントを探しまわっている内もオーロラの活動は活発に。。。(21:25)

ホテルの部屋で2時間ほど過ごしてホテルの駐車場に出てみると、皆さんが空にカメラを向けてシャッターを切っている。空を見上げると先ほどみたいに活発に動いてはいないが、薄っすらとオーロラの筋が見える。僕も今度は落ち着いてカメラをセットして何枚かの写真を撮った。15分ほど構図を変えたり、カメラを縦にしたりして写真を撮っていたが、オーロラの方はほとんど変化のないままで、やがて飽きてシャッターを押す手も止まってしまった。そして1時間以上変化がない状態が続き、ほとんどの人は部屋に戻ってしまったので、僕も撤収した。翌朝になって聞いたところでは、明け方の4時頃からまたオーロラの活動が活発になり、カメラマンを含む数人の人は撮影場所を変えて、良い写真が撮れたということであった。ここの粘りが良い写真を生む分かれ目なんだと改めて知った。結局この日は3時頃にベッドに入り、5時半頃まで眠った。そしてまた外に出てみたものの、外には誰の姿もなくオーロラも見えなくなってしまっていた。

イメージ 3
夜中には安定して静かにオーロラが見れた(1:50)

イメージ 4
縦にした方がオーロラの画角は広がる(1:55)

イメージ 5
地面側の写り込みを減らしてみた(2:05)

この日は8時半に朝食の後、11時から観光に出掛けるということなので、ホテルの周りや隣のショッピングセンターなどを散策してみた。

イメージ 6
朝食(8:40)

イメージ 7
ホテルの裏に新しくできた教会

イメージ 8
オープンイベントに向け氷像の製作が進む

イメージ 9
これまでにできた氷像

イメージ 10
リカ・ホテル・アルタ

イメージ 11
Tokyoまで7221km ただ今の温度-9℃

=つづく=