海はまた元通りの輝きを取り戻し。。。

昨日も書いたように6日~9日、岩手県陸前高田市に行って来た。
8日(日)朝、早く目が覚めたので宿舎となった長部地区漁村センターから海岸を散策してみた。
7日は天気が変わりやすく晴れていたかと思えば突然風が強まって雪が舞い落ちて来るといった風でとても寒かったのだが、この日は風もなく穏やかな朝となった。
仮設住宅が立ち並ぶ長部小学校わきの道を降りて行くと、途中からここまで津波が押し寄せたのだと明らかに判るようになり、その先は多分建物が流されたのだと想えるなんにも残っていない区画に出る。
ちょうどその辺りで朝陽が昇って来て、さらに降りて行くとかつて賑わっていただろうと思われる漁港に出た。
海面は波もなく鏡のように朝陽に輝いていた。
きっとあの日までは、多くの漁船が目いっぱいの収穫を載せて港に戻って来て賑わっていたのだろう。
そんな中、一艘の小さな船が桟橋めがけて帰って来た。網にかかったわずかな魚とともに。。。

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津波で何もかもが流され、破壊された

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鏡のような海面に眩しいばかりの朝陽が反射する

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一艘の小さな船が港めがけて帰って来た

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刺し網に掛かったわずかな魚たちとともに。。。