東北までの交通手段

東日本大震災のボランティア活動を行うために現地に入るのに、鉄道を使う場合には東北新幹線が現在まだ全面的に運航が出来ていない状態なので、福島から山形に向かいバスで仙台に入るか、日本海側を通って新潟・秋田経由で盛岡などに向かうことになる。または、東北自動車道は既に開通しているので長距離バスで宮城・岩手に行くことも可能になって来た。
一方ボランティア活動は事故の責任で宿泊、食事と交通手段を確保しなければならず、活動のための最低限の器材も持って行くとなると、東北自動車道が開通したことでおのずとマイカーで行きたくなる。しかしながらマイカーで行くには幾つかのリスクが伴う。
その一つが現地が深刻な燃料不足に苦しんでいることで、最低限往復のためのガソリンをどうやって確保するかということである。NEXCO東日本のホームページに高速道路SA・PAのガソリン在庫状況が1日2回更新されていて、これを見る限り最近はかなり状況が良くなって来たようであったが、昨夜の余震によりまた若干悪化しているみたいである。
それと今一つのリスクは、今年は春の訪れがかなり遅いようで今週初めのTVの画面では雪の降っている場面も流れていた。ここ数日はかなり気温の方も上がってきて向こう一週間くらいは雪の心配はないように思える。とはいえ北国のこと、いつ何時天候が急変するかもしれない。この対策として、僕の住む掛川市には、タイヤ&オイルの専門店・ビットというお店がスタッドレスタイヤのレンタルということをやっているので、一応保険という意味で利用することにした。取り越し苦労に終わればそれはそれで良いのだが。。。