帰路 シェムリアップ空港~ソウル・インチョン空港~富士山静岡空港

行きのインチョンからシェリムアップへの大韓航空の飛行機の中では、周りが韓国人のグループ客だったこともあり、完全にアウェーの雰囲気の中での6時間の飛行であった。でもシェムリアップ空港でHIS係員の出迎えを受けた時には13人もの人と一緒になり、他のツアー客の人も合わせれば50人以上の日本人が一緒に乗っていたのだとちょっと不思議な感じがした。HISのツアー客13人のうちロイヤルクラウンホテルで同宿だったのは、若い女性4人のグループと同じく若い女性2人、それととっても仲が良くいつも手を繋いでいる若いカップルが一組、そして僕の計9名。翌日のアンクル遺跡見学時にはベトナム経由で来た女性などが加わったが、皆それぞれ別々のスケジュールで4日目には結局一人だけになってしまった。
4日目午後の観光スケジュールも終わりナイトマーケットからシェムリアップ空港まで送ってもらったが、現地係員は空港建物内には入れないので入口での別れとなった。それでも出発時間までまだ2時間以上もあるためチェックイン開始の時間までどこがで待たなければならない。先ずは今日は汗をかいたので、それまで来ていたものからサムイ機内やインチョン空港でのことも考え、トイレに行き長袖シャツに着替えることにした。着替えや預けるものと手荷物との分別も済み、入口付近の長いすに腰をかけていると前二日間ベンメリア遺跡まで同じスケジュールだった若い女性の2人が通りかかった。呼び止めて話をしていると彼女たちは関空まで戻ることが分かった。ならばチェックインの時にインチョンまで隣の席でご一緒して良いかと尋ねると快く承諾してもらえた。良かったこれで少なくともアウェーの状態からは抜けられる!
チェックインが始まりカウンターに並ぶが僕の並ぶ列は常に(?)進み方が遅い。前には団体客の添乗員がパスポートを10冊以上も持っていたりする。結局全体としては一番遅くなってしまったみたいだが3人で座席を1列確保することが出来た。

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チェックインカウンター

チェックインの後は空港利用税の納付窓口に行きUS$25を払い、空港利用税の納付証を搭乗券の裏に貼り付けてもらう。これで出国手続きに進める。おっとその前に手荷物検査があった。

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搭乗券の半券側に貼られた空港利用税納付証

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出発ゲート1

飛行機は定刻の10時に飛び立つ。この時韓国(日本も)時間は翌日の0時。ひと眠りしたかどうかという3:30になったら飛行機の明かりがつき朝食のサービスが始まった。まあ5時間のフライトなのでこのくらいでないとインチョンに着く5時までには片付け終わらないのだろうが、とても朝食と呼べる時間ではない。日本語を話せる人が多い大韓航空のCAの中で今回朝食を配ってくれたCAは日本語のボキャブラリーに乏しいのか、朝食のメニューはオムレツかライスポリッジだという。ライスポリッジ?隣の2人はオムレツを頼んだが、僕は好奇心からライスポリッジをオーダー。何のことはないお粥のことだった。
インチョン空港には5時前に着いた。機内のアナウンスでは気温-2℃とのこと。早朝人気の少ないターミナルは空調が効いているとはいえやはり少し寒い。関空に向かう2人とはここで別れ、静岡へ向かう18番ゲートへ。出発まで4時間あるのでソファー1列4席を独占し仮眠に入る。少しうとうとしたのだがソファーの背中側に陣取った女性のグループが旅の思い出話に盛り上がっていて耳触りになって完眠できない。そして朝7時くらいになったら習慣でおなかがすいてくる。起き上がってコンコースを歩いて見ると、免税店の方はまだまだの雰囲気であったが飲食店がぼちぼち店開きを始めていた。途中おいしそうな韓国のスープの見本と日本円使えますの文字につられ、レストランに入って海鮮豆腐スープを注文。見本ではスープだけだったのにライスやキムチが付いている。スープは見本以上に赤く、これは朝食べるものではないなと思いながらも完食。体が芯から温まった。韓国ウォン11000は日本円で890円。千円札で払い、お釣りは韓国ウォンになるのだろうなと思っていたのだが、レジの中には日本の硬貨もきっちり用意されていて110円のお釣りをもらった。

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富士山静岡空港への出発ゲート18

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朝食の海鮮豆腐スープ

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インチョン空港に朝陽が差し込む

インチョンから静岡までの飛行も順調。定刻の10:45よりも早く到着。ここでひと波乱あったのだがそれはまた別の機会にとして、昼前には家に戻った。

= 完了 =