アンコール遺跡群への入場券

郊外のベンメリア遺跡などを除きアンコールワットなどの遺跡群を見学するには、APSARA AUTHORITYというPASSが必要となる。このPASSは初日の最初の観光に行った時に発券窓口に並んで作ってもらう。窓口の前にWEBカメラが設置されていてここに顔を向けていると窓口の係員がPCに取り込み、しばらく待っていると顔写真入りのPASSが発行される。
PASSは1日券、3日券、7日券とあり、それぞれUS$20,40,60である。料金はほとんどの場合はツアーの代金に含まれていると思うが、個人で行ったときは要注意。
シェリムアップ市内から各遺跡に向かう道に検問所があり、ここでバスを止められ係員が車内に乗り込んできてチェックしたり、各遺跡のところどころで係員が随時チェックしている。紛失すると当然買い直さなければならないが、チェックポイントで持っていないとなると罰金($40?)が発生するのだという。
京都あたりだと各寺院ごとに拝観料を徴収されるが、共通入場券と考えれば良く旅行者にとっても、観光局側にとってもメリットは大きい。このシステムは政府の要人が経営する会社で運営されていて、当然収益の大部分は遺跡の保護・修復のや運営に携わる人の収入源となっているのだろうが、年間に訪れる人の数からして膨大な利権が絡んでいるのは間違いが無いところである。

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僕の顔写真が入った2/17~19の3日券

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入場券の発券所

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券種ごとに窓口が違うが、窓口の前にWEBカメラが設置されている

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遺跡見学時はこのように首からぶら下げておく

2日目午後にベンメリア遺跡に行った時は別に入場料が必要であったが、HISの係員が一括処理し、特に入場券が見学者に配布されることもなかったので料金は不明であった。

~ つづく ~