衛星放送用のパラボナアンテナを設置

僕の住んでいる団地は25年ほど前にできたのだが、緑化協定で戸別でのTVアンテナ(VHF,UHF)を禁止し共聴アンテナを設置、UHF電波も衛星放送(BS1,2)も全ての電波をVHFに変換して各戸に配信していた。
2年ほど前にUHFの地デジ波を従来の配線に載せれるよう要所にブースターを配置することで地デジへの対応は図れたのだが、衛星放送に関してはアナログ放送終了とともに配信サービスを止めることになった。そのため各戸でパラボナアンテナを設置しなければデジタル衛星放送を見れなくなってしまう。
各戸でパラボナアンテナを設置することについては(25年前に結んだ)緑化協定の対象に入っていなかったし、WOWOWやスカパーをすでに契約している家庭もあり、むしろ共聴システムの変更に伴い各戸で対応することになった。
我が家では衛星放送をそれほど見ているわけではないが、日曜日の夜BS2でやっている韓国の王宮ドラマ「イ・サン」やBS1で土曜日のJ1や時々日本代表戦などのサッカー放送を見ていて、7月からのデジタル化の前に衛星放送を見れる環境にしておきたかった。
定年退職後時間があるので、ジャン○エン○ョーや○インズなどのホームセンターの売り場を覗いていて、これならば業者に依頼しなくても自分でできそうという感触のもと、「Do It Self」で行くことにした。
5日にジャン○エン○ョーで器材を買い込み、その日はベランダのアルミ枠に支柱を固定。
6日はパラボラを取り付け、TVに直結し電波の強度を見ながらアンテナの角度を調整し固定した。この時にTVの初期設定がアンテナが必要とするDC15Vを出力していないことに気付き、マニュアルを見ながら設定変更をした。

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ジャン○エン○ョーから衛星アンテナセットを買ってきた     支柱をベランダのアルミ枠に固定

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南西の方角、仰角を40度で仮止め     TVに直結し画面上で電波の強さを見ながら角度を調整

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電波の強さが最大になった所で固定             庭から見るとこんな感じになりました

次いで問題となったのが、どこで既存回路と接続するかということ。最初の考えは団地の送信線からの引き込み部にBS・CSとVHF/UHFの混合器を取り付けることを考えたが、我が家の梯子の高さでは届かないことやベランダからも手が出せない位置にあることなどから断念。
代わって分配器のある屋根裏へアンテナ線を引き込むことにした。ちなみに我が家のTV接続口は4か所あり、現在デジタルTVを設置しているのが居間と寝室の2か所。他は1か所は全く使っていなかったし、もう1か所はたまに使うだけで、過日デジテルTVを買おうとしたが妻の「2人しかいないのに必要ないでしょ」とあえなく却下されていた。
それでも配線はあるので今までと同じ4分配であるが、どのポートからでも衛星アンテナ用のDC15Vを供給できるように、分配器を買い替えた。
6日は屋根裏に線を引きこんだところで日没。あとは屋内作業なのでそのまま続行可能であったが、どうせ毎日時間はたっぷりあるのだからと翌日に延期。
明けて7日。今日は松が明けるということで玄関や神棚の正月飾りと年末苦労して設置した門松を撤去。そして11時頃から屋根裏に入り混合器と分配器の配線。そして午後からTV接続口のFコネクターの交換を行った。さらに室内やビデオ・TV間の配線などを実施。最後に接続口→ビデオ→TVと繋いであるので、ビデオからの衛星アンテナ用DC15Vを「オート」にし、TV側を「切」に設定変更しておいた。
これでようやくBSデジタル放送が見れるようになった。

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屋根裏に線を入れる  混合器に既存の配線と共に接続、さらに分配器に接続、手前は従来の分配器

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TVとの接続口をF型コネクター用端子と交換                寝室の接続口が完成

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さらに居間の接続口も完成   NHKh(BS3ch)をはじめBS放送が見れるようになりました