奈良⑥・法隆寺 11月16日

2日目は雨となった。宿のおかみさんが他の宿泊客を薬師寺まで送っていくので、8時半のバスには相当早いのだが宿を8時に出て薬師寺東のバス停まで乗せてもらった。
奈良駅法隆寺行きのバスは定刻通りやってきたが、バスの後ろドアから乗って回数券を取ろうとしたが回数券発行機が詰まっていて出てこない。仕方が無いので運転手にその旨を告げたら、降りるときに回数券4番の料金を料金箱に入れてくれれば良いと言うので一安心。バスは近鉄郡山駅を経由し30分くらいで法隆寺のバスターミナルに着いた。料金は570円だった。

バスターミナルから法隆寺の南大門までは歩いて5分ほどかかる。南大門をくぐると中門と西院伽藍の回廊越しに五重塔と金堂が見えるようになる。中門には左右に金剛力士像(仁王像)が睨みを効かしている。
向かって左側の拝観入口で、西院伽藍・大宝蔵院・東院伽藍の共通拝観券を千円で求め中に入った。ここの五重塔と金堂は非常にバランスが良い。
西院伽藍の中の建造物を見た後は、大宝蔵院に入り国宝「夢違観音像」と「玉虫厨子」を拝観し、さらに「百済観音像」の非常にスレンダーなお姿に心を奪われた。
大宝蔵院を出て少し歩くと無料休憩所があり、ここで一休み。そうこうするうちに雨も上がってきた。

その後東院伽藍に移動し夢殿を拝観する。ちょうどこの時期には夢殿が開扉されていて本尊である救世観音像を見ることができた。
夢殿まで来たついでに、さらにその奥にある中宮寺法隆寺とは別料金)に行き菩薩半跏思惟像(弥勒菩薩像ともいわれている)の美しい微笑を拝謁した。

仏像類はいずれも撮影禁止のため紹介できないのが残念。

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南大門

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中門

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金剛力士像 左・吽形、右・阿形

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西院伽藍内部 左・金堂、右・五重塔


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金堂

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紅葉がきれい

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夢殿