2017年末~2018年始 (2017.12.31-208.1.5)

2017年の年末から2018年の初詣までをまとめてアップ。

新潟の田舎町の僕の家は父親が魚屋の生まれだったので、例年の年取り魚は塩引き鮭がメインと決まっていた。父親が亡くなってからも父の実家の鮮魚店から新巻鮭やら三杯酢で味付けされた蛸、鮭のアラを巻いた昆布巻き、寺泊の蒲鉾などの生鮮食品が神奈川や掛川に居を移しても続いていた。
15年位前に従兄が高齢になり、その子供たちが家を離れたことで鮮魚店を閉めるまでその風習は続き、僕はその恩恵にどっぷりとはまっていた。
その時以来、年末になるといつもどうしたらよいか迷ってしまい、時には年取り魚としてこちらの風習の鯛の尾頭付きを焼いたものだとか、北陸あたりの寒鰤の刺身だとかに宗旨替えをしたことはあったが、年末になればやっぱり慣れ親しんだ塩引き鮭が恋しくなってしまう。
今年の正月も通販で新潟村上の塩引き鮭を半身(切り身になっている)買い込んだ。妻と二人所帯では半身という量は相当大きいのだが、正月になれば毎食毎食鮭がおかずであっても全く苦にならないのである。

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年取り魚の塩引き鮭…昔は大きな切り身で焼くと潮が噴くほど味付けが濃かった

塩引きの他には、結婚してから母の手ほどきを受けた妻がその味付けを守り続けている(と僕は思っている)煮しめやお節が並んでいる。

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お節料理…三杯酢で味付けした蛸やナマス、蒲鉾、田作りなどが並ぶ

初日の出
昨年の初日の出掛川城近くの子角山で拝んだのだが、今年は脳梗塞のあと歩きが多少不自由になってきたので、7~8年前には行っていた住宅地のはずれから見える場所で済ませることにした。若干前に木の枝がかぶってしまったが、見晴らし抜群の場所である。

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2008年の初日の出…雲一つない快晴であった

初詣
2007年までの初詣は、三が日に遠江一宮の小国神社と火防の秋葉神社下社へセットで出かけていたのだが、歩きが不自由な身となって渋滞を避けて今日(1月5日)出かけた。やはり5日ともなると一の鳥居近くの駐車場まで渋滞もなくすんなりと参拝できた。

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遠江一宮・小国神社の一の鳥居…近くの駐車場まで渋滞知らずに行けた

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小国神社の拝殿

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今年の干支・戌のオブジェ