ノルウェー&デンマーク旅行記・1日目 (2013.2.9)

今回のオーロラ鑑賞ツアーは昨年9月9日に申し込んだ。というのも、オーロラを見れるのは北欧か北米なのだが、北欧に直行便で行けるツアーは回数が少なく、ましてやユーラシア大陸最北端のノールカップまで行ける直行便ツアーは2/9と2/16の2回しかチャンスがなかったからである。さらに2/9はオーロラ観測には絶好の新月の日であるので、申し込みが殺到すると思えたからであった。そして今回への意気込みはオーロラ旅行の説明会に出掛け、その後星座撮影を行なって夜空の撮影にも慣れておこうと言うほどであった。
今回は成田を12時30分発なので、当日掛川を出ても充分な時間なのだが、当日は雪の影響だとか事故だとか考えられなくもないので、成田前泊で臨んだ。前日の内に両替を済ませたが、ノルウェーもツアー後半に行くデンマークもユーロ圏でありながら通過はクローネを使用している。1ノルウェークローネ(NOK)は19.27円、1デンマーククローネ(DKK)は19.12円で、共に500クローネずつ交換した。
出発日は10時30分集合であったが、9時半には空港の団体カウンターに行き10時前には受付を済ませ、スカンジナビア航空のチェックインカウンターへといった。今回のチャーター便には日本旅行をはじめ幾つかの旅行会社がツアーを組んでいたのだが、○○○ツーリズムから3班、そして阪○交通社の○rapicsからは2班といった所が大口であった。行きの座席はほぼ満杯ながらも、僕は45Dで隣のE・Gの3人掛け席にひとり、さらに最後尾の46D-Gは空席であった。後ろの席にはCAがすぐに具合が悪くなった人を連れてきて横に寝かせていたが、僕の隣の席には3時間くらいしてから空いているのに気が付いた大柄の人が一つ席を空けて座った。

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○rapicsの団体受付カウンター

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スカンジナビア航空のチェックインカウンター オーロラ直行便の看板

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37番ゲートに駐機中のスカンジナビア航空の機材

離陸してからの飛行ルートは、通常のヨーロッパ便は新潟からウラジオストクを経てシベリア上空を飛んで行くのに対して、今回は札幌からシベリアに抜けウラル山脈の北から北極海へと飛び、ラクセルブまでは飛行機に乗り込むのが遅れたものの到着が予定よりも早く、9時間半で到着した。途中「踊る大捜査線・FINAL」と「のぼうの城」の2本の日本映画で時間をつぶした。

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離陸してから1時間半ほどして昼食になった(13:40)

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到着1時間半前に軽食が出た(20:20=現地時間12:20)

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北極海を通ってノルウェー北部のラクセルブ空港を目指す

定刻よりも早く13時45分にラクセルブ空港に着陸したが、機内で待たされさらにバスに乗り込んで待たされ、最後は入国審査が最後になってしまい、小一時間は掛かってしまった。
日本からチャーター便が飛んでくるというのは現地でも大きな話題のようで、翌々日のタブロイド紙で2面を割いて報道されていた。また北極圏の通過証明書とラクセルブ空港への入国証明書も発行された。

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厳寒の地ラクセルブ空港に到着(14:05)

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ラクセルブ空港に到着したスカンジナビア航空の機材

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ラクセルブ空港のターミナルにはバスで移動

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翌々日の新聞に日本から最北の地に来たチャーター便を特集していた

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スカンジナビア航空発行の北極圏の通過証

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空港マネージャー発行のノースケープエアポート・ラクセルブ空港の利用証

ラクセルブからユーラシア大陸最北端の地ノールカップのある島のホニングスヴォーグのリカホテルまでは3時間。この時期は日が暮れるのも早く、途中のドライブインでは既に暗くなっていた。ホテルに到着しすぐに夕食になった。

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空港駐車場は凍結した道である

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まだ15時なのに日は既に沈んでいる

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フィヨルドの海岸線はメキシコ暖流の影響で凍ることはない

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ラクセルブからホニングスヴォーグまでは3時間、途中一か所で休憩

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1泊目のリカ・ホテル・ホニングスヴォーグに到着(18:25)

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チェックインしてホテルの部屋へ

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この日の夕食はホテルにて(19:05)

=つづく=