体重の変遷

白内障の手術の前に万が一目が見えなくなったらと不安で、これまでの人生の思い出の場面を心に焼き付けておこうと、昔のアルバムやら写真を引っ張り出して眺めていた。(第2弾)

僕が18歳で会社に入社した時の体重はなんと48kg。新潟の田舎村の貧しい雑貨屋で育ち、当時は売掛金を米でくれる家も多かった。当時は1升の米が計算しやすい100円の固定相場でやっていたという記憶がある。だから当時町なかでは米穀手帳が必要だった時代にもかかわらず、田舎暮らしでは必要はなかった。就職し上京する時に母が町役場まで行って取得して持たせてくれたという記憶がある。
話が横道にそれてしまったが、田舎では米と野菜は何とかなったが肉なんぞは月に一度食卓にのぼれば良い方で、蛋白源は干物の魚が2~3日間隔ぐらいでしか食べれなかった。でも祭りや正月に父の実家の魚屋に手伝いに行くと、帰りにはおいしい刺身を持たせて貰えたのが最大のご馳走であった。

就職し会社の独身寮に入った途端に食文化が変わった。毎日魚か肉がメインのおかずとして付いた。寮の管理人兼調理人は米軍のキャンプ上がりの人で特に肉料理が得意で、肉食人種になった気分であった。最初の1年で10kg増え、何とかまともに見られる体形となった。

28歳で結婚した時が63kgで、結婚5年で70kgを超えた。それからも緩やかに上昇し結婚から30年でついに80kgにリーチ。メタボがうるさく言われた時代。2008年にバナナダイエットが話題になり、それにつられて始めたら月に1kgずつ体重が減り、1年で70kgを切ることが出来た。
60歳の退職時点までは70kg前後をキープできていたのだが、退職後日中家にいてお茶とお茶菓子が身近にあるとおのずと体重は増えて行き、現在は74kgにリバウンド。もう少し我慢することを覚えなければ___

イメージ 1イメージ 2
左…会社に入って2年目、独身寮主催のビーチパーティの委員になり過去最大に日焼けした時代
右…2004年、体重が80kgに近付きお腹も丸くなり、醜い裸を隠しいつもラッシュガード