弾丸トラベラーⅡ_1日目の夕食

今回の出張は成田空港から来た親会社の3人とセントレアから来た同僚と僕の5人のチームである。
成田組は僕たちよりも2時間早く来たのでホテルの周りを歩き回って夕食にふさわしいレストランをいくつかピックアップしていてくれた。せっかく広東省に来て日本料理はないだろうというのとホテル内のレストランは高いだろうという意見で、ホテルから300mほど離れた地元の中華料理店に入った。
日本人客なんかほとんど行かないような店で、ウェイトレスを始めお店の人は僕たちをどう扱ったらよいものか戸惑っていたようである。もちろん日本語は全く使えないし、僕たちの中で中国語を操れる人はいなかった。
それでも店に入った正面に写真入りのメニューがあり、5人でそれぞれ勝手に一品ずつ注文をした。それが運ばれてきたら打ち合わせたかのようなバランスの良さであった。量も写真のものよりは多く、厨房の方で5人にふさわしい量にアレンジしていてくれたようであった。
中国ではビールのことを啤酒(ピーチュー)ということは知っていたのでそれを頼んだ。しばらくしてから白酒(パイチュー)という42度の蒸留酒に切り替え、小さいグラスに注ぎ乾杯(中国式に一回ごとに飲み干す)を繰り返した。

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聚興隆酒家という名のレストラン

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全員で一品ずつオーダー

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レンコンスープ

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ピーマン炒め          肉団子にもち米を付けて蒸したもの

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各種の肉燻製の盛り合わせ     煮魚料理

終盤になって少し腹持ちの良いものをと、玄関正面の写真と「三色玉米粒」の文字から勝手にチャーハンと思い込んで注文。しばらくして運ばれてきたコーンの山を見てみんなで大笑い。
それはそれで良かったのだが、やはりご飯の国の人間はご飯ものが欲しいと身振り手振りで説明するも言葉が全く通じない。手近に紙と筆記具がなかったので携帯電話を持ち出し、画面に「炒飯」の文字を表示したらウェイトレスがうなずいて、多分メニューになかったのだろうけれど厨房に掛け合ってくれたようで、15分したら山盛りのきつね色したチャーハンが運ばれてきた。

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三色玉米粒という料理を注文

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コーン料理が出てきた

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気を取り直して「炒飯」を注文

今回のレストラン選択は満点で、特に味付けが絶妙であった。また次回行くことがあったら必ず寄りたい店である。料金は〆て480元、飲んで食べて一人1200円くらいである。中国の人からすれば相当な金額なのだろうが、ホテルなどで食べるよりははるかにリーズナブルであった。