横長大画面TFTモニタの不思議

10日ほど前の日記の「新しいPCに四苦八苦」で紹介したように、僕は今回PCをWindows7搭載の機種に買い替えた。
それとともにディスプレーモニターも23インチの横長大画面のものにした。従来の17インチの横4:縦3から23インチの横16:縦9になったわけである。

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三菱TFTモニター・RDT231WLM(K)

ところが実際に使用してみると17”から23”に1.35倍(面積にしたら1.6倍)になったはずなのだが、そんな実感はまったく湧かない。それどころか画面の文字が小さく見づらくなってしまった。
そのからくりは元々17”TFTの解像度が1280×1024でドットピッチが縦・横とも0.264mmなのだが、僕は昔からの習慣でXGA(1024×768)の解像度で使っていたために、画面の大きさ337.9mm×270.3mmをそれぞれ1024と768で割ったドットピッチ横0.330,縦0.352mmにして仕様よりも大き目にして見ていたのである。
今回の横長画面の大きさは509.2mm×286.4mmで推奨の解像度1920×1080にした場合ドットピッチが0.265mmとなる。これでは同じフォントの文字を画面で見たときに、前の80%の大きさになってしまうのである。情報がたくさん見れるのは良いことなのだが、文字が小さくなると還暦を迎えた僕には相当辛いものがある。
今日現在は解像度1600×900で使用している。この場合にはドットピッチが0.318mmになり、これならば今まで使っていた時よりも文字が若干小さくなる程度である。情報量も今までの1.83倍に増えたので、推奨の機能をフルに使えるわけではないが納得できる状態である。
そういえばWindows7には拡大鏡が付いていて、ウィンドウズマークのキーと+(プラス)キーの組み合わせでマウスの周囲が倍の大きさになり、ウィンドウズマークのキーと-(マイナス)キーの組み合わせで元に戻る。この機能が使っている内に非常に便利だと思えるようになってきた。。