沖縄ダイビング旅行 ⑤

那覇を定刻から30分遅れで飛び立った飛行機は、2時間足らずの飛行で駿河湾上空まで来た。しかし静岡空港周辺に霧が立ち込め、着陸態勢に入れないまま駿河湾上空で旋回待機。
旋回するたびに富士山が右面から左面へと変わる。50分程度で着陸態勢に入ったものの雲の中に入った途端に急上昇。結局中部国際空港に到着地変更となった。

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雲の上にぽっかりと浮かんだ富士山

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18:45中部国際空港に着陸                掛川経由での移動費用が支給された

中部国際空港に到着しバッゲージエリアに行くと航空会社の職員が並び、浜松駅・掛川駅・静岡駅と行き先を確認しながら、そこまでの鉄道乗継時刻が印刷された紙と交通費の入った封筒を支給していた。さらに静岡空港まで行く人には別封筒でタクシー代として3500円を支給していた。
僕の場合には静岡空港の無料駐車場に車を止めてあるので、当然静岡空港までを申請した。
幸い機内持ち込みの荷物だけだったので、直ちに名鉄に乗り名古屋駅まで出た。名古屋駅での新幹線の待ち時間は25分ほどあり、すでに夕食時を過ぎていたので駅弁を買って車内で食べることにした。

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名古屋駅20:28発こだま684号         名古屋らしい駅弁・みそかつ&えびふりゃ~

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八丁味噌の甘ダレが染み込んでおいしかった                掛川駅到着21:30

本来ならばこのまま家に帰れるわけであるが、今回はさらに車を取りに静岡空港まで行かなければならなかった。
タクシー代は3500円支給されたものの、多分その料金では途中までで足が出てしまうだろうと踏んで、ちょうどタクシー乗り場に来た男性に「相乗りで行きませんか?」と声を掛け一緒に行くことにした。
運転手は初めて空港に行くということで途中いろいろな話をしてくれた。掛川駅から静岡空港まではバスで700円なのだが空港の発着時間しか運行していない。タクシーは駅の周辺から予約の場合は協定料金が4800円で、予約無しだと料金カウンターになり、22時過ぎに乗ると2割増しだそうである。
今回は30分ほどで5500円ほどであった。二人で行ったのでなんとか支給金内で収まった。

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静岡空港に到着し、車に乗り込んだら22:06であった

時々霧にかすむ道を飛ばし家まで帰ったら、22:30であった。順調に来れた時と比べ5時間近くの遅れであった。

空港が開港してからまだ3週間にもならないのに、開港日の翌日(6/5)と僕の乗った6/21、さらにその翌日と濃霧の欠航かあるいは到着先変更が相次いでいて、このままでは乗客も敬遠し撤退する航空会社も出てきて、ますます赤字がかさむことが懸念される。