下諏訪から和田峠を越える時には和田宿で一泊しないと、次に宿泊施設のある望月宿まで行くのは厳しいとガイドブックなどに書いてある。和田宿で泊るには庄屋兼旅籠だった「本亭旅館」が往時の雰囲気を味わえるので良いという風にも書いてあったので２～３日…

峠を越えて長和町に入ったら旧街道は整備され道標もしっかりしたものになった。ただ整備された道なのだが足の裏の踏ん張りが効かず滑りやすく先へは進んで行かない。東餅屋までの１．５ｋｍほどに４０分も費やした。 東餅屋の説明板の所には実際にドライブイ…

西餅屋茶屋跡から和田古峠まで道標では１．５ｋｍとなっているのだが、あとで写真をチェックしてみると１時間５０分もかかっている。山道であることを加味しても１時間もかからずに登れると思うのだが？ 途中でカメラのフードが無くなっているのに気付いて、…

産業廃棄物処理業者が何軒か集まっている一角を過ぎると樋橋地区に入り、しばらくの間旧街道は右へ左へと国道を離れては戻ることを繰り返す。樋橋立場本陣跡を過ぎると旧街道は右に逸れてから迂回して国道下のガードをくぐる。ここに水戸藩脱藩浪人の浪人塚…

万治の石仏に今回の旅の安全を祈った後、再び旧街道に戻り坂道を登って行く。国道１４２号に合流したあとも何回か山道に入ったり戻ったりを繰り返す。諏訪地方電気発祥の地・落合発電所が右手にあるという看板の所で、旧街道も右手の山道に入って行く。旧斜…

じつに８カ月ぶりの小間切れ道中である。それにもかかわらず中山道の最高地点である海抜１６００ｍの和田峠まで上り下りする難所。諏訪湖の海抜は約１０００ｍ、この日の終点の和田宿は１０５０ｍほどである。足はこの８か月間のダラダラ生活でどの程度衰え…

中山道・小間切れ六十九次は昨年１０月２８日に下諏訪宿に到達したものの、その先には中山道の最高点である海抜１６００ｍの和田峠という難所に差し掛かる。ところが昨年末は初雪も早く大雪だったことや、長期に渡る身延線の不通、白内障の手術関連、春先恒…